深層混合処理システム-係船岸
for Windows
深層混合処理システム-防波堤
for Windows
※「深層混合処理2007-係船岸」「深層混合処理2007-防波堤」に同梱しております。単独製品としては販売しておりません。
システム概要
- 本システムは、港湾基準・漁港基準に準拠し、深層混合処理工法(ブロック式、壁式)による改良体の滑動、転倒、支持力、端趾圧、改良体のせん断強度、壁間未処理土の抜け出しの安定計算を行います。
- 上部構造物の諸元は重力式係船岸/護岸、重力式防波堤設計システム2のデータファイルを利用できます。
- 計算結果は報告書形式で印刷されますのでそのまま報告書として利用できます。
- Windows対応ですので、初心者でも操作が簡単にマスターできます。インストールやアンインストールも容易に行えます。
- 本システムはSI単位のみに対応しています。
システムの機能
■入力、計算機能
- 重力式システム2のデータを利用して上部工に関する各種条件を設定できます。(本体工ブロック、潮位、波浪条件、上載荷重、その他の外力等)
- 軟弱地盤の改良タイプはブロック式、壁式に対応し、それぞれ着底型と浮き型の設定が可能です。
- 見かけの震度は、荒井・横井の提案式、γ/(γ-10)・k式、二建の提案式、直接入力が可能です。
- 地震時の設計震度は土圧を求める設計震度と慣性力を求める設計震度の2種類の震度が入力できます。
- 係船岸/護岸において背面土の地表面形状を任意に設定できます。その場合、上載荷重を複数指定できます。
- 背面土は複数層の指定が可能です。改良体の背面土は粘性土のみの指定となります。
- 改良体側面に働く壁面付着力による抵抗モーメントを考慮しています。
- 改良地盤系を構成するブロックとして、最大20ブロックまで登録できます。また任意形状ブロックの構成点は最大100点まで入力できます。
- マウスによるブロックの移動、複写等ができます。
- 係船岸/護岸において支持層が傾斜したブロック式の着底型の検討ができます。
- 端趾圧の検討において改良体端部における側方拘束圧の影響を考慮することもできます。地形入力では、マウスとキーボード入力を切り替えて使用できます。
■帳票印刷の主な機能
- 印刷イメージを画面表示します。
- 印刷内容の編集が可能です。
- 一括印刷、章別印刷、指定ページの印刷が可能です。
- 用紙サイズや印刷フォントは、お好みのものを自由に選択できます。
※A4縦、12Pフォントで最適になるように設定されています。
入力・表示画面例