自立矢板式係船岸6 レンタル可.NET2.0
システム概要
  • 本システムは港湾基準(H30)・漁港基準(2015)に準拠し、自立矢板の応力・変位量・根入れ長の検討を行います。
  • 検討ケースとしては、完成時・施工時の検討を行うことが可能です。さらに、漁港基準の場合には、津波引き波時の検討が可能です。
  • 複数の鋼矢板・鋼管矢板・PC矢板でトライアル計算を行い、自動的に断面を決定します。
  • 計算結果は報告書形式で印刷されますのでそのまま報告書として利用できます。
  • Windows対応ですので、初心者でも操作が簡単にマスターできます。インストールやアンインストールも容易に行えます。
システムの機能
■主な計算機能
  • 矢板の計算方法として、チャンの方式・港研方式(S型地盤・C型地盤)を用意しています。
  • 多層地盤の計算を伝達マトリックスを用いることにより、有限長杭として計算を行うことが可能です。
  • 港研方式(C型地盤)でも多層地盤が取り扱えます。
  • 横抵抗定数(Ks,Kc)、地盤反力係数(Kh)を指定したN値から自動計算することが可能です。また、直接入力も可能です。
  • 検討ケース毎に設計海底面位置を変更することが可能です。
  • 残留水位が地表面天端以上の場合でも計算可能です。
  • 任意の地表面形状と複数の上載荷重から換算等分布荷重の計算を自動で行います。
  • 見かけの震度は、直接入力、 γ/(γ-10)・k式、二建の提案式、荒井・横井の提案式の中から選択が可能です。
  • 見かけの震度を荒井・横井の提案式で計算する場合、矢板に動水圧を作用させることが可能です。
  • 矢板は、鋼矢板・鋼管矢板・PC矢板・任意矢板の中から選択できます。
  • 鋼矢板の場合は、U形・Z形・ハット形などのグループ選択も可能です。U形の場合はさらに改良型、一般型、広幅型を選択できます。
  • 鋼管矢板の場合、二次応力の検討を行うことが可能です。
  • 腐食速度と耐用年数から腐食後の断面性能を自動計算します。
  • 矢板の継手効率(α)を考慮することが可能です。
  • 土質定数を主働側・受働側の土層毎に入力できます。
  • 仮想海底面を自動計算するか、任意位置を指定するかの選択が可能です。
  • 仮想海底面の自動計算中に複数の仮想海底面が検出された場合に、採用する仮想海底面を選択することが可能です。
  • 波圧式は、合田式・黒田式・広井式・森平式を用意しています。
   
■帳票印刷の主な機能
  • 印刷イメージを画面表示します。
  • 印刷内容の編集が可能です。
  • 一括印刷、章別印刷、指定ページの印刷が可能です。
  • 用紙サイズや印刷フォントは、お好みのものを自由に選択できます。
     ※A4縦、12Pフォントで最適になるように設定されています。
入力・表示画面例




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帳票印刷例


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