本システムでは、陸域境界に地盤高を持たせることが可能です。そのため、陸域境界の水深が必ず0.0にはならない場合があります。図の例を見てください。図を比較した場合、地形ブロックを指定しなかった場合は、地形線より陸側が海域と同等の扱いとなるため、水深をもちます。そのため、波向き線やコンター線など全ての計算結果が含まれてしまいます。
地形ブロックを用いて陸域を認識させるためには、全ての地形線が結線されている必要があります。そのため、結線作業が非常に煩雑になります。単純に地形ブロックを設定せずに陸域を認識させるためには、地形線の地盤高に潮位を設定すれば、地形線より陸側の水深が0.0となり、陸域と同等の扱いになります。